足の冷えに対する効果的なカイロの貼り方

家庭の東洋医学 東洋医学の常識   宮下宗三

頭痛や腰痛、頻尿にも効果的

 冬場は暖かい部屋にいても、窓際にデスクを置いていたり、床付近に冷気がたまっていたりすると、足だけが異様に冷えてしまいますね。

 東洋医学的には、足の冷えは、集中力を低下させたり、頭が重い感じになったり、腰が張ってきたり、トイレが近くなったりと、色々な症状の原因になると考えています。

 今回はその解決法をご紹介。冬に足だけ特に冷えるという方は、靴下の上から足首にカイロを貼ると感動するほど効果的です。

 この方法は、以前僕が中国の北京に留学していた頃にやっていた冷え対策です。北京は冬の最低気温が10度前後まで下がる寒い都市なのですが、その時に大活躍していました。

 では、実際のカイロの貼り方を以下にご紹介します。低温火傷の危険性があるので、注意事項をよく読んでからお試しください。

注意事項

 糖尿病などで、末梢神経の障害があり、足の感覚が鈍い方はお控えください。知らない間に低温火傷していて、足を切断なんていうこともあり得ます。

 低温火傷については、カイロのパッケージに書いてある注意もよくお読みください。肌には直接はらないようにするのは基本中の基本ですが、タイツや、薄手のぴっちりとした靴下の上から貼るも避けてください。

 また、靴下用や靴用のカイロは使用禁止です。足の裏に貼るタイプの靴下用や靴用カイロは、酸素にあまり触れない靴の中での使用が想定されています。空気に露出した他の場所で使用すると、通常のカイロよりも高温になり、火傷する危険が高いようです。

 カイロを肌に圧迫し続けるのも低温火傷の原因です。ピチッとしたタイツや股引などを穿いている場合は、カイロが肌に圧迫されないよう、裾を靴下の中に入れて、その上から貼りましょう。

 あと、コタツや布団など、保温効果のあるものや、熱を発するものとの併用も禁止です。

カイロの貼り方

用意するもの

貼るタイプのカイロ(横幅10センチくらいのミニサイズ)

厚手の靴下

貼る場所

カイロで足首の後ろ半分を包むように貼る。足首周りには重要なツボが沢山あります。

 アキレス腱を中心に、足首の後ろ半分を包むような感じで貼ります。実は、この場所には重要なツボがいくつかあり、足全体を効率よく暖める事ができるのです。また、ツボの作用としては、足首周りは頭痛や腰痛、冷えからくる頻尿などに効果的です。

 足下の冷え対策グッズは色々ありますが、この方法は簡単で、安価で、どこでもできるのが良いですね。