ヤフーチャイナモールというのが一部の間で話題になっていますが、最近たまたま前から欲しかったものが売っていたので利用しました。

簡単にヤフーチャイナモールについて説明しますと、「淘宝網」という中国の超大型ショッピングサイトがありまして、その日本語版というわけです。「淘宝網」は個人でも手軽に出品できるようですので、とにかく中国にある色々な物が玉石混合状態で売っています。

今回は『本草綱目』という中国の明代に成書された本草書の初版本のレプリカ(影印本)を1万6000円で購入。日本でも国立公文書館内閣文庫本に所蔵される初版本のレプリカがあるのですが、20万円ほどして高価な上、入手困難なものだったので、掘り出し物をゲットできたという感じです。

金陵版『本草綱目』影印
これが金陵版『本草綱目』影印本


商品の受け渡しやお金のやりとりですが、ヤフーが全て仲介してくれるので、中国の方との取引がちょっと信用ができないという人にも安心です。商品も10日もしないうちになんとか届きました。本の一部が破損してましたが、そもそもあまり入手できないものなので、これでよしとしましょう。

梱包
梱包はけっこうしっかりしてます


破損
それでも本の一部は破損してました…。残念。


ヤフーチャイナモールは「淘宝網」の日本語版ということなのですが、サイトの自動翻訳をしているだけで、不思議な日本語というか、はっきりいって誤訳ばかりです。そのため、欲しい品を検索するのがまだまだ相当不便です。ただ、絶版の本など、掘り出し物がもしかしたら見つかるかもしれませんので、中国関係のものを探す際に頭に入れておくとよいですね。

『本草綱目』は東洋医学的な食事療法の勉強をする際に参考にしている本のひとつなので、また近いうちに皆様に研究成果を公開できたらと思っています。



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■膀胱炎騒動
お久しぶりです。気がつくとブログの更新が3ヶ月もストップしたままでした。こどもが生まれてからは、家でゆっくりブログを書くような時間を作りづらいですね。おむつを替えたり、お風呂に入れたりと、赤ちゃんの世話も最近やっと慣れてきました。

赤ちゃんは元気に育っているのですが、最近ちょっとした事件がありました。


■おむつが薄いピンク色に
猛暑の続くある日、妻がおむつを替えていると、なんとおむつが薄いピンク色に染まっています。同じ色つきの尿でも、濃い黄色であれば夏場よくあることなので問題視しなかったのですが、薄いピンクは初めてでびっくりしました。

「血尿かもしれない」

無症状で発熱もせず、赤ちゃんはいつもと全く同じ様子でご機嫌ですが、血尿だったら心配なので、ベビーカーに乗せて近くにあるクリニックへ。おむつも忘れずに持って行きました。


■クリニックで採尿
クリニックに着くとまずは採尿です。

大人なら紙コップみたいなものにいつでもできますが、赤ちゃんはこちらの思う通りにおしっこをしてくれませんので、陰部に採尿バッグという袋を貼り付けておき、ひたすら待ちます。

待ちに待って、やっとのこと出たのですが、袋に尿が数滴ついているのみで、採れたのはティースプーン一杯にも満たないような量でした。医師にみせるとこれでも問題ないとのことなので、検査結果をその場で待ちます。


■膀胱炎
検査結果は3分ほどですぐに出て、どうやら膀胱炎のようでした。医師はそれだけ告げて立ち去り、フロモックスという抗生物質とビオフェルミンが処方されてその日の診療は終了です。

一般的には便に関するトラブル時は、おむつを実際に観てもらようようなので、医師に持参したことを告げましたが、医師は見向きもせず、どうやら全く必要なかったみたいです。


■おむつがまた薄いピンク色に
おむつが薄いピンクになるのは、その時1回だけで、その後も赤ちゃんはいつもと同じように元気でしたが、処方された抗生物質を数日間飲ませます。再度診察してもらうと、菌が減ってきているので、もう数日間続けて薬を飲むように指示され、治療は無事終了しました。

・・・と思いきや、治療終了2日後にまたおむつがうっすらとピンク色に。今度は妻一人でこどもを連れ、再度念のためにおむつを持ってクリニックに行きました。すると、また尿から細菌が検出され、しかも前回よりも白血球が増え、悪化しているとのことです。

「奇形かもしれませんので、よくなったら検査します」

などということをさらに言い残し、医師は別室のこどもを診に立ち去ったようです。


■医師への不信感
医師が立て続けに「細菌検出・白血球増加・奇形」という結果だけ告げて、すぐに別室へ去っていったせいか、妻の不安はつのるばかりです。

1度目の診療には僕も同伴したのですが、ここの医師はそれほど説明もしないし、こちらの持参したおむつも診ない、こどもの様子などの話も聴かない、3分にも満たない慌ただしい診療といった感じで、妻も僕も直感的なちょっとした不信感がありました。

「何か違うんじゃないか」


■別の病院ではなんと前日と違う結果が
赤ちゃんはいつもよりも元気なくらいですし、発熱も全くないので、夫婦で話し合い、その日は新たに処方された抗菌剤は様子を見て飲ませず、妻が翌日にちゃんと診察してくれそうな、出産でお世話になった築地にある大きめの病院へ連れて行くことにしました。こういった時の母親の行動力はすごいです。

赤ちゃんがいつにも増して元気でご機嫌だということと、医師への不信感という全く主観的なものを根拠に、わざわざ遠くにある他の病院へ行って診てもらったのですが、なんとそこで検査すると細菌は検出されず、白血球も正常値とのことでした。前日の検査から24時間も経っていないのに、全く違う検査結果が出るのです・・・。もちろん薬など飲ませていません。


■親切な医師
僕は築地の病院には同伴しなかったのですが、妻によるとここの医師はすごく親切なようで、検査の数値の異常値と正常値や、検査方法などを詳しく説明し、赤ちゃんの様子などもちゃんと聴いてくれます。赤ちゃんの様子を医師に説明すると、経験的には母乳をいつもと変わらず飲んで、機嫌もよくて、発熱がなければ大丈夫なことが多いとのことなのです。

近所のクリニックでは必要とされなかったおむつも、ここの医師はちゃんと観察してくれたようで、観察後の医師のコメントとしては、どうやら正常な状態でも、尿はこの程度までならうっすらとピンク色になることもあるとのことでした。

簡易検査では確定できないこともあるようなので、一応顕微鏡でも観てみるとのことでしたが、数日後にその検査結果を聞きに行ってももちろん異常無しです。

近所のクリニックと全く違う結果が出たのはなぜだろう?


■採尿方法と誠実さの違い
しかし、仮に自然治癒するとしても、1日も経たないうちに正常値になるのでしょうか?近所のクリニックでは、前回とは種類の違うオゼックスという抗菌剤とビオフェルミンを10日分処方していましたので、その医師は抗菌剤を飲まずに、しかも24時間も経過しない状態で自然治癒するとは考えていないはずです。また、医学は科学であるということにはなっていますから、科学の再現性ということを考えると、同じ手順で検査をすれば、似たような結果がでるはずなのに・・・。

妻の分析では、築地の病院では外陰部に付着した細菌が尿へ混入し、誤検出するのを防ぐためか、採尿バッグを陰部に貼り付ける際、股の周りをちゃんと拭いてきれいにするようなのです。近所のクリニックでは、全く拭いたりしないんですね。また、そこの看護師さんはグローブもせずに全て素手で取り扱います。

衛生管理が悪くて細菌を誤検出しただけなのか、本当に膀胱炎だったのか、素人の僕に真実は分かりませんが、採尿方法には大きな違いを感じました。

そんなこんなで、もし妻が怪しいと思って行動に移さなければ、大切な赤ちゃんに無駄に薬を10日間も飲ませなくてはなりませんでした。

築地の病院の医師は、正確な検査をした上で、患者の話をしっかりと聴いたり、納得のいく説明をしてくれたようなので、実際僕は現場に立ち会わなかったですが、すごく感謝しています。

今回はたまたま最初にハズレくじ的なクリニックにかかってしまいましたが、築地の先生のような誠実さを持った医師を近所でも探さなくてはと思います。基本的に小児科を開業している先生はやさしい先生が多いでしょうから、今回は運が悪かったですね。



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『Neko Mon』(ネコモン)という雑誌に当院が紹介されました。内容はなんと猫専門誌です!

NekoMon ネコモン
『Neko Mon』(ネコモン)


取材の依頼はつい先日電話でありまして、「猫雑誌がなぜ治療院に取材を?」と、はじめは何だかよくわからなかったのですが、説明をお聴きすると、猫グッズを集めている人を特集しているとのことで、面白そうなので快く引き受けました。

本日雑誌が届いたばかりなのですが、動物写真家で猫写真ではかなり有名な岩合光昭さんの写真特集だとか、その他ネコグッズや猫にまつわる様々な記事が載っていて、猫好きにはなかなか楽しい雑誌になっています。

成鍼堂はなんと見開き2頁にわたって紹介されていました。

成鍼堂紹介ページ
成鍼堂紹介ページ


Neko―Mon 2010年 05月号 [雑誌]



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今月初めに子供が産まれてもう2週間ほど経ち、妻と赤ちゃんは先週無事退院しましたが、実は出産後に順調に回復するように入院中の病室でも鍼治療をしていました。治療といっても特に出産後問題はなかったのですが、強いて言えば母乳でしょうか。

うちの妻の場合、出産当日からチョロチョロと母乳が出だしたようなのですが、胸の張りが少し辛いとのことでした。とりあえず鍼灸でなんとかなるならしなければと思い、病院から帰宅しては本棚にある昔の医学書を色々と読んでいました。

すると、今からだいた1400年くらい前に成書された『諸病源候論』という本の中に「妬乳」という病名で少し似た症状が出ています。原文が漢文なので、以下に簡単に意訳してみます。

産後ニ子供ガマダ上手ク飲ムコトガデキズ、飲メタトシテモ乳ガ出ナイ、或イハ乳ガ張リ、乳房ヲ揉ンデモ乳汁ガ出切ラナイコトニヨル。コレラハ乳汁ヲ欝滞サセ、ソレガ血氣ト衝突シ、高熱ヲ生ジテ水ヲイクラ飲ンデモオサマラナイホドニ咽ヲ渇カセ、胸ガ硬ク腫レ痛ミ、手ヲ近ヅケル事ガデキナイホドニナル。初期症状ガ出タラスグニ手デ母乳ヲ外ニ出スヨウニシ、同時ニ誰カニ吸引スルノヲ手伝ワセル。コノヨウニシナイト、出来物ヲ発生シテ膿ガ出テ、ソノ熱ノ勢イガ盛ンデアルト腫瘍ニナル。
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(原文書き下し:此れ新産の後、兒未だ之を飲むこと能わず、及び飲めども泄せず、或いは乳張り※1、其の乳を捻めども汁盡きざるに由る。皆乳汁をして蓄結せしめ、血氣と相搏し、即ち壯熱し大いに渴して飲を引き、牢強掣痛し、手近きを得ざるが是なり。初めて覺ゆるに便ち手を以て其の汁を捻去するを助け、并せて傍人をして之を嗍引するを助けしむ。爾らずんば、瘡を成し膿有り、其の熱勢盛んならば則ち癰を成す。※1:原文では「乳張」を「断兒乳」に作るが、丁光迪『諸病源候論校注』校勘記にある『聖恵方』の記述に従い改めた。)


まさに現代医学で言うところの乳腺炎そのものですね。しかも昔から乳房のマッサージや搾乳という手当てが乳腺炎予防のためになされていたのには感心します。

妻の場合、乳腺炎というほどの深刻なものではないにせよ、「妬乳」に対する治療をすれば今の症状を緩和するのに良いだろうと思い、入院中の病室で鍼をしてみました。何人もの人に試してないので偶然かもしれないですが、これで結構出が良くなってきたような気がします。家族に鍼灸師がいるとこういう時便利です。

せっかくなので、これから出産をむかえる方々へ自分でできる対処法としてまとめましたので、以下にご紹介します。

出産後の病室で自分でできる乳腺炎や母乳の出をよくするツボ療法です。

---------- やり方 ----------
1.手の小指の爪際をつまむ
(1)写真のような感じでひとさし指と中指で挟むようにして、小指の爪際を両側からゆっくり圧力をかけていきます。
小指のツボ押し

(2)ちょっと痛いかなという手前くらいの所でそのまま圧力を保持し、10秒数えます。
(3)10秒たったら力を抜きます。

以上を3回繰り返してください。

2.手首のツボ押し

手首を軽く曲げるとシワができると思うのですが、そのシワの親指側の端にある大淵という名前のツボを押します。
大淵

(1)親指でゆっくり軽めの圧を加え、指を押し込んだまま10秒ほど保持。
(2)10秒たったらゆっくり親指の力を抜いていきます。

以上を3回繰り返してください。

3.胸の骨の真ん中辺りを指圧

咽の下からみぞおちにかけて骨があると思うのですが、その骨の中心にある膻中というツボを押します。
だんちゅう

(1)親指でゆっくり軽めの圧を加え、指を押し込んだまま10秒ほど保持。
(2)10秒たったらゆっくり親指の力を抜いていきます。

以上を3回繰り返してください。

4.肩甲骨の角を指先でトントン叩く
肩甲骨の内側の上角あたりを指の先で30回ほど軽く素早くトントンと叩きます。イメージ的には鳥がクチバシで木を突っつくような感じです。
肩甲骨のツボ

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やり過ぎると刺激過度でだるくなることがあるので、以上を1日朝昼晩の3回を限度に行ってみてください。




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昨日赤ちゃんが無事に産まれました。

出生直後
産まれてすぐ

産まれたのは午前9時頃です。

何色だったか覚えてませんが、柔らかそうなタオルにくるまれた赤ちゃんが目の前まで運ばれてきて、眩しそうにしながらこっちを見つめていました。

「やっと会えたね~」

赤ちゃんに対して初めて言った言葉はこれでした。

「赤ちゃんなんてみんな同じ顔しているよね」

実はずっとこう思っていましたが、産まれてすぐに駆け付けた両親たち6人で輪になって、どっち似だろうかなんていう議論をしたりしていました。

挙句の果てにはこんなことも言い出します。

「将来美人になるぞ!」

他人が見たら性別すら判断できないかもしれないですが、「そうだ!そうだ!」と、皆でうなずいたりしてました。

「どうすればより可愛く撮れるか」

今はこんなことを考えながら、同じような顔のはずの赤ちゃんにカメラを向けてシャッターを切り、デジカメのメモリーには同じような構図の写真が何枚もたまっていっています。

手
ちっちゃな手には手相もあります

自分の子の可愛さはやっぱり格別なのですね。



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