1.夏バテによい食べ物

 
夏野菜
夏野菜は体の熱を取る性質の物が多いです


 夏の暑さに体がついていけないと、食欲不振やだるさといった、いわゆる夏バテの症状が出てきますが、今回は夏バテによい食べ物をご紹介します。

 夏バテは夏の高温が大きな原因ですが、東洋医学では、体に熱を持った状態を主に二分類しています。

 ひとつは体内の熱で、もうひとつは体表の熱です。

 体表の熱は風邪の時の発熱と考えてください。この場合は、体表の熱を汗ととももに発散させるため、香辛料等の発汗作用のある食べ物をとります。

 夏バテの状態は体内にこもった熱と推測できますから、その場合は、体を冷やす効果のある夏野菜や果物を摂り、内側から冷やすとよいでしょう。

 というわけで、以下が体を冷やす性質の食べ物です。

【体を冷やす食べ物】

キュウリ ナス  ミョウガ
ホウレンソウ 冬瓜 苦瓜 タケノコ
蕎麦 カニ 昆布 豆腐 ゼンマイ
スイカ ナシ 柿

2.冷やした食べ物と冷えた食べ物の違い


かき氷
美味しいですが冷たいものはほどほどに

 ここでひとつ注意したいのは、冷たくした飲食物と冷やす性質のある飲食物の違いです。冷たくした飲食物とは、冷たい飲料、アイス等の冷蔵庫等で冷やしたものです。

 冷やす性質のある飲食物とは、本草学的にみた「寒」の性質を持った食べ物で、その食材そのものが体の火照りを取ってくれるものです。

 冷たくした飲み物などは、それらを飲食した後は一時的に爽快になりますが、胃を傷め、かえって食欲等を減退させたり、だるさの原因の一つであるむくみを生じやすくしてしまいます。

 暑いからといって、冷たくした飲食物ばかり取るのではなく、夏の食べ物を食べることで体の熱感を取ることをオススメしたいです。