冷房による頭痛や肩こりを解消、自分でできるお灸とツボ

家庭でできるつぼ療法   宮下宗三
エアコン

節電だけではなく、体のためにもエアコンの設定は一般的な推奨温度の28度程度に。

真夏だけでなく、梅雨の時期も冷房で冷えて頭痛や肩こりになりやすい

 梅雨の時期から夏にかけては、じっとりと汗をかいて湿った肌に、冷たいエアコンの風があたり、体を冷やして体調を崩す方が多くいらっしゃいます。

 以前私も長時間乗物に乗り、冷房にやられて体調を崩したことがあります。その日は暑いので半そでで出かけたのですが、乗り物に乗ると中は一変して極寒の世界。

 普段は持ち歩くのですが、羽織るものを鞄の中に入れ忘れていて、「しまった」と思いつつも我慢。その日の晩には首や肩の筋が緊張し、頭痛が発症するといった始末です。

冷房による肩こりや頭痛予防には、肘周りを冷やさないような羽織るものを持ち歩くのがおすすめ

 半そでは肘周りが無防備になりますが、東洋医学では肘周りと肩や首がつながっていると考えており、肘を冷やすことで肩こりを引き起こしてしまいます。そして、肩や首がこると結果的に頭痛を引き起こすことにつながります。

 夏場に旅行などで長時間乗り物に乗る予定のある日は、肘周りまでかくせるような羽織るものを携帯しましょう。風を直撃する位置を避けることも大切です。

汗で湿った皮膚に冷房の風があたることで更に冷えるので、汗っかきの方は着替えやタオルを

 また、汗を吸って湿った下着も夏や梅雨の時期の体調不良の大きな原因になります。通勤中に汗をかいてしまう方は、面倒くさいと思わずに替えの下着を持ち歩き、オフィスについたら汗を拭き、こっそり着替えるだけでも夏の病気の予防につながります。

 背中と衣服の間にタオルなど汗を吸う物を挟んでおいて、汗をかいたらサッと抜き取るのも楽な方法です。

冷えた肘周りのツボを家庭用のお灸で温めて、冷房が原因の肩こり・頭痛を解消

 さて、いざ冷房が原因の肩こりや頭痛になった時の対処法ですが、肘周りのつぼにお灸をして温めると効果的です。家族の方に協力者がいらっしゃれば、首にお灸をしてもらうとなお良いでしょう。今回は肘周りと首のお灸ポイントをご紹介いたします。

曲池

肘周りのツボ

大椎

家庭用のお灸で行います

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