[旅] ニューヨーク旅行記5 タリータウン

1.タリータウン
 この日は朝から翻訳家の方に会うためにタリータウンへ。タリータウンはニューヨークのグランドセントラルという駅から電車で約1時間くらいの所です。列車に乗るのは初めてだったので、少し時間に余裕を持って駅へ行きました。

グランド セントラル ターミナル
グランド・セントラル駅はかなり広く、
星座の描いてある天井なんかもあり、
中もかなり綺麗でした

 切符はすぐ買え、ホームの場所もわかりやすく、少し時間があまってしまったので、駅の書店や売店で暇つぶしをしました。書店では『Bad Cat』という、あえてあまり可愛くない猫達を集めた写真集を発見。面白かったので即購入し、電車の中で読んでいました。成鍼堂ライブラリーにも加えたので、興味のある方はご覧ください。
 電車はハドソン川沿いに北へ北へと走り、車窓を楽しみながらの小旅行といった感じです。この日は天気が悪かったのですが、天気がよかったら本当に景色もよさそうです。
 到着後は昼食をして、少し街を散策しました。マンハッタンは都会的な感じなのですが、東京に住んでいるせいか、ビルの立ち並ぶブロードウェイなどにそれほどの感動はありません。ここタリータウンはやっと異国の街に来たという感じでした。
 タリータウンにはシャガールの絵のステンドグラスがあるユニオンチャーチがあります。これはロックフェラーが個人で建てた教会のようです。また、ロックフェラーの屋敷なんかもあるようなのですが、両者ともあいにく3月まで閉じているようでした。冬の間は開けないようなのです。残念。

ユニオンチャーチ
閉まっていて残念でしたが、
ここにシャガールのステンドがあります。

 観光のあとは、本の翻訳の方と打ち合わせをして、その後は食事へ。
2.ブルー・ヒル・ストーン・バーンズ
 ブルー・ヒル(Blue Hill)というレストランでしたが、ここでの食事が今回の旅行で一番楽しめました。食事の内容ですが、レストランそのものが牧場や畑の中にあり、有機栽培の野菜やとれたての卵などを使った料理は大変美味しかったです。
 窓の外では牛の群れが牧場を歩いていたりしました。
 オーダー時には色々と質問があり、苦手な食べ物などを聞かれます。ここでは特にメニューというのはないようで、好みに応じてその日その日で出てくるものが違うようで、同テーブル中でも人によって違うものがきたりもします。
 僕は英語が全然できないので、現地でお世話になった方に連れて行っていただいたのですが、、オーダーでは以下のようなやりとりがされていました。
「たまごは大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
「生魚は大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
「レバーは大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
「骨髄は大丈夫ですか?」
「・・・大丈夫です。」
「耳は大丈夫ですか?」
「だ・・・、大丈夫です。」
「脳みそは大丈夫ですか?」
「・・・はい。」
 途中から冗談っぽい質問が続きましたが、いよいよ料理が運ばれてきます。前菜が来た時にまずビックリ。
 畑でとれたての野菜が来たのですが、その出し方が面白い。
 なんと剣山に野菜が突き刺さっています。それを引っこ抜いて食べるんですね。さらに驚いたことに、野菜が終わると今度は骨がやってきました。
 骨です
 よくみると、骨は縦に割られていて、上にキャビアがのっています。オーダー時に骨髄は大丈夫か聞かれたのですが、本当に来ました。この髄をパンにつけて食べましたが、プルプルの白い髄に黒いキャビアの塩味が良く合って美味です。
 前菜だけで十分楽しめましたが、その後にはとれたての半熟玉子の入った豆のスープ、ニョッキ、白身魚、ラム肉の順で出てきて、かなりお腹いっぱいになりました。洒落のきいた前菜の後は正統派な感じの料理が続き、本当にどれも美味しかったです。
 また、デザート時にハーブティーを頼んだのですが、なんと南部鉄器の鉄瓶で出てきます。これ以外の料理でもそうでしたが、食器も洒落ていて、とにかく美味しくて楽しいレストランでした。

ブルー・ヒル
ここにはレストランの他、
農業教育の施設もあるようです

 食後は再度ニューヨーク行きの列車に乗り、夜の11時過ぎにホテルに到着。ニューヨーク最後の日も満喫できました。

3.ニューヨーク人はなかなか親切

 復路の狭い飛行機でうずくまりながら今回の旅を思い起こすと、ニューヨークは英語のできない僕たちにも優しい街でした。
 僕の行ったことのある別の国では、言葉の不自由な外国人に煩わしそうに接したりする人も多くいましたし、タクシーに乗ると昼間なのに深夜料金で走ったり、遠回りをしたり、一回の旅行で最低一度はいやな思いをするものでした。
 ニューヨーク人はその点では外国人に対して優しい人が多く、かたことの英語でしゃべるこちらの話をじっくり聴いてくれますし、親切に色々と教えてくれたりもしました。現地の方に同じような感想を言うと、ニューヨークの方は特に親切なのでそうです。
 また、治安悪いと聞いていましたが、あえて危険な場所に好んで行かない限りは、危険な香りもしません。
 ニューヨークでは交番というのをあまり見かけませんでしたが、街中では駐車されているパトカーをよく見かけ、その付近には必ず警官がいます。交番を建設するのではなく、パトカーを街のあちこちに停めて、警官を待機させるというのは、経費をかけずに治安を良くする工夫なのでしょうか。
 そんなことを思い、腰痛や肩こりのツボを押しながら、13時間あまりのフライトを経てフラフラになりながら帰宅。この飛行機の長旅さえなければまた行きたいですね。
■ブルー・ヒル
http://www.bluehillfarm.com/
旅行記1日目へ
旅行記2日目へ
旅行記3日目へ
旅行記4日目へ
旅行記5日目へ

この記事をシェアする
関連記事
    関連記事はまだありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です