『江戸の快眠法』
著者:宮下宗三
定価:本体1600円+税
出版社:晶文社〔2018年6月19日発売〕
四六判並製 224頁
江戸時代の人々も睡眠で悩んでいた!?
毎日ぐっすり深く眠らなくても良い!?
睡眠で最も大事なのは「内臓を養う」こと。からだを休め、こころを調える穏やかな眠りとは。江戸時代まで主流だった東洋医学の知恵を、『病家須知』などの古典医学文献を根拠として、現代人が簡単に家庭で実践できる形にアレンジし、イラスト多数で解説。指圧やお灸を使った頭痛や胃腸、肩こりの改善から、瘀血や更年期障害などの養生法についても紹介する。
(晶文社ウェブサイトより)
難解な東洋医学を、やさしい家庭医学に!
本書では江戸時代の快眠法を始めとして、食事術、ツボ療法、衣服、心の健康、運動など、東洋医学的な養生法を多数ご紹介しています。健康法は効果的でないともちろんいけませんが、効果を出すためには継続が必要です。そのため、本書では簡単で、時間を取られず、疲れていてもできる養生法を厳選いたしました。内容についてはぜひ本書を手に取って読んで頂きたいですが、ご参考までに見出しの一部をを以下にご紹介いたします。
著者 宮下宗三
第一章 わたしたちはなぜ眠れないのか
- 江戸時代にも眠れない人々はいた
- 東洋医学的な睡眠障害の原因
- 身も心も疲れているのに眠れない
- 300年間売れ続けている超ロングセラー健康本の著者に学ぶ健康的な生き方
- 理想の睡眠と関係する3つの問題
…等々
第二章 江戸の快眠法
- 江戸時代の家庭医学書に記載された睡眠の質を向上する方法
- 江戸流マインドフルネス
- 三段階入眠法
- 夜の過ごし方
- 娯楽との向き合い方
- 江戸時代生まれのグローバルエリート 新渡戸稲造の5分間黙思法
…等々
第三章 東洋医学でぐっすり眠れる体に整える
- 不定愁訴と睡眠
- お灸のやり方・ツボの押し方
- 頭痛・肩こり・眼精疲労・腰痛・胃腸・動悸・女性の不定愁訴
- 疲れている時ほど夜のドカ食いと深酒を避ける
- 人生100年時代を生き抜くための戦略としての養生法
…等々
第四章 季節のリズムを取り戻す方法
- 季節毎の旬の野菜と果物、旬の魚の本草学的効果
- 季節にあった衣服、運動や暮らし方、こころの使い方
- 江戸の流行語でこころを楽にすごす
- 汗とどうつきあうか
- 冬-イベントの多い季節でもマイペースに静かにすごす
…等々