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自律神経をととのえる低刺激鍼灸

宮下宗三著者:宮下宗三

 更新日:2024.7.4

自律神経失調症の施術例1、更年期症状
自律神経失調症の施術例2、めまい

◎施術結果には個人差があり、効果を完全に保証するものではございません。

自律神経失調症の症状

自律神経は、自分の意思でコントロールできない、内臓などの働きを制御する役割があり、交感神経と副交感神経の二つで構成されています。

交感神経はアクセルで、副交感神経はブレーキと表現されることが多く、このアクセルとブレーキの不具合によるお体の不調が、自律神経失調症と呼ばれます。

例えばアクセルが踏まれ過ぎている交感神経優位な状態になると、心拍数が早くなり、動悸を感じたりするわけです。

自律神経失調症の症状

自律神経が乱れると、内臓の働きも乱れるため、多様な症状が出ます。その中でも首から背中にかけての緊張や異常感覚、手足の痺れや違和感、時間帯による症状の変動は、自律神経の症状として特徴的だと言えるでしょう。

首から背中にかけての緊張や異常感覚

異常感覚や緊張が出やすいのは、肩や首の後ろから背中にかけてです。首の後ろに熱感があったり、背中がぞわぞわするという表現をされる方が多く、首から背中にかけての緊張や痛みも自覚症状として出やすい傾向にあります。

実際に自律神経の乱れのある方の体を観察すると、首から肩甲骨の際にかけて固くなっており、背部の緊張を緩和させることで、症状が軽減していくケースがあります

背部の緊張は肺や心臓の働きとも関係し、動悸や呼吸の浅い方に対しても、背中への鍼灸がたいへん効果的です。

手足の痺れや違和感

手足の痺れや違和感は、頚椎や腰椎の異常とも関係しますが、自律神経の乱れでも出やすい症状です。特に交感神経が優位な、緊張が続いているタイプの方は、末梢の血管が収縮し、手足の血流が悪くなっていることがございます。

この場合、症状の出ている手や足だけを温めたりほぐしたりしても、一時しのぎになってしまうことが多いです。交感神経が優位になっているタイプの方は、症状のある手や足だけでなく、お体を全体的に調えてリラックスさせる必要があります

朝や夜で症状が変動する

自律神経は朝と夜で変動するため、時間帯によって症状の強さが変わることがございます。自律神経的な概念は、実は東洋医学でも昔から把握されていて、陰気と陽気といった言葉が使われ、陰気は副交感神経、陽気は交感神経と言い換えることもできます。

中国明代に張介賓という名医がいたのですが、その著書の中では、朝に症状が悪化する陽気優位型と、夜に症状が悪くなる陰気優位型、朝晩の変動が不規則な正気虚衰型に分けて治療を行っていたようです。

動悸やめまい、倦怠感がある方は、こういった朝晩の変動が起きやすい傾向にあり、陰気と陽気のバランスを調整するツボを使用していきます。

成鍼堂方式の自律神経調整について

自律神経は、自分の意志でコントロールできない、内臓などの働きを制御しています。そして、自律神経が乱れると、内臓の働きが低下して、内臓の機能不全による多様な不調が出ます。

東洋医学的にみた自律神経の乱れと症状の関係

例えば心臓の働きが悪くなれば、動悸やめまいがします。肺の働きが落ちれば、呼吸が浅くなり、身体のだるさや、集中力低下にもつながります。

自律神経の乱れが、そのまま心身の不調の原因となるというより、間接的に内臓へ影響を与え、不調を引き起こすわけです。

内臓の働きを改善することで症状を軽減する

自律神経の乱れによる症状は、その症状のみに注目して鍼灸施術しても、うまくいきません。

例えば、めまいの場合、平衡感覚と関係する耳の周りに鍼やお灸をしただけでは足りません。

東洋医学的にみた耳鳴りと腎の関係

めまいの原因のひとつに、内耳のむくみがあげられます。言いかえると、耳に水分が停滞した状態です。水分の停滞は、内臓の働きの低下によって、水分代謝が落ちている状態とも考えられます。

この場合は、耳へのみ部分的に鍼やお灸をせず、水分代謝と関係する腎臓の働きをよくする施術も加える必要があるというわけです。

末端の症状への部分的な鍼灸のみでは解決できない

他の症状でも同様で、具合の悪い部分だけでなく、全体のつながりをみて施術をすることが重要です。

ストレスのない低刺激鍼灸

鍼には色々な方法がありますが、大きく強刺激と低刺激の2つに分けることができます。強刺激な鍼は、太い鍼を深く刺したり、鍼に電気を流したりしますので、鍼の痛みはどうしても避けられません。

低刺激の鍼は、細い鍼で浅めに刺したり、鍼先の接触刺激のみの場合もあり、苦痛のない治療になります。

両者はどちらも同様に効果があります。ただし、それは首の痛みや腰痛のような、筋肉や関節などの症状に限られます。

自律神経の乱れの調整に関しては、大きな苦痛を伴う強刺激な施術は、心身の緊張を誘発するため、あまりお勧めしません。

自律神経の鍼灸

当院は自律神経の調整を専門としておりますので、どなたでも安心して受けられる低刺激鍼灸を行っています。

自律神経の乱れは、ストレスや疲労などでもたらされます。この緊張状態を緩和させることが鍼灸の役割だと考えております。

痛みに対して強い方でしたら問題ございませんが、体質的に虚弱な方や、鍼の痛みがストレスになりそうで心配な方は、当院の施術をお選びください。

自律神経の症状別の施術方針について