宮下宗三(みやしたそうぞう)

宮下宗三 略歴

1998年
日本鍼灸理療専門学校卒
鍼灸師(はり師・きゅう師)、あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得
1998年
訪問治療 宮下鍼灸院開始
2000年
中華人民共和国、北京大学に1年間留学
2007年
成鍼堂治療院開院
2004年~2011年
日本伝統鍼灸学会理事
2004年~2013年
東洋鍼灸専門学校にて非常勤講師をつとめ、1000名余りの学生を指導。
2013年~2016年
東洋医療臨床技術大学校アカデミー講師
現在
成鍼堂治療院-院長
日本伝統鍼灸学会-評議員
新日本医師協会鍼灸部会-学術部長・臨床講座講師・医古文講座講師
著書・論文
『江戸の快眠法 東洋医学で眠れるからだを作る』(2018年、晶文社)
『鍼灸師・マッサージ師になるには』(2009年、ぺりかん社、共著)
「六部定位脈診と脈状診を用いた鍼灸治療」:『医道の日本』(2016年9月号、医道の日本社)
「医学古典を参考にした更年期障害の鍼灸治療」:『医道の日本』(2012年8月号、医道の日本社)
「医古文教育へのeラーニングの活用」:『鍼灸OSAKA』(2006年、84号、森ノ宮医療学園出版部)
「臨床応用のための古典の調べ方」:『医学評論』(2011年、111号、新日本医師協会)等々
所属団体・学会
新日本医師協会(新医協)、全日本鍼灸学会、日本伝統鍼灸学会、日本内経医学会、漢字文献情報処理研究会等。

近著の紹介

江戸の快眠法

『江戸の快眠法 東洋医学で眠れるからだを作る』(晶文社)という本を書いています。家庭で簡単にできる東洋医学的な養生法について沢山ご紹介しておりますので、皆さまの日々の健康管理にぜひお役立てください。

本の紹介ページへ »

趣味など

血液型
A型
何派?
猫派:治療家なのに猫専門誌の取材を受けたことがあります。
趣味
旅行 : 最近はあまり行けていないですが、中国旅行にはなかり行きました。
写真 : Amaozonの赤ちゃんフォトコンテストで最優秀賞を受賞したことがあります。
ネコグッズ集め : 私の集めている猫グッズコレクションはこちらから。
手ぬぐい集め
好きな作家
金庸 : 金庸全集は中国語原文で読破しました。
京極夏彦
SNS
facebook : 家庭の東洋医学というフェイスブックページのオーナーをしています。
Twitter : 東洋医学や予防医学的な健康ニュース配信や、個人的なつぶやきをしています。
Instagram : 写真などの主に趣味を中心とした記事をポストしています。

この道20年の歩み

 私が鍼灸の道を志したのはまだ18歳の時です。高卒でまだ東洋医学の事をほとんど知らない状態でしたが、鍼灸学校入学後にはすぐに鍼灸の魅力にのめり込み、短い学生時代はとにかく一生懸命勉強しました。

 そして、あっという間の学生時代を終え、はり師・きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格を取得。免許取得後は訪問治療宮下鍼灸院を開始します。

 往診のみで行っていた時代には、様々な貴重な体験をしました。通常の治療院では経験することのない、死にゆく患者さん達へのケア。外出できないほどの重病の方の治療。

 雨の日も雪の日も自転車を走らせ、東京都練馬区を起点に遠くは神奈川の方にまで往診に行ったこともあります。移動手段は自転車が中心でしたので、途中事故に遭うというアクシデントや、逆に交通事故に遭いそうな子供達を救うという漫画やドラマの1シーンのような出来事もありました。

 往診を開始して2年後には中国の北京大学へ1年間留学します。中国では主に中国語を学びながら、中国伝統医学の古文献を研究するための基礎知識を学んでいきました。

 帰国後には往診を再開し、その後2007年に至るまで往診のみで鍼灸治療を続け、30歳をひとつの節目として成鍼堂治療院を開業しました。

 現在は鍼灸臨床の傍ら、研究・執筆活動や、鍼灸師の教育にも従事しています。

磨杵成鍼(鉄杵を磨く)-成鍼堂の由来-

 成鍼堂という治療院名は中国の詩人、李白の故事から取りました。李白といえば誰もが知る中国を代表する詩人です。

 そんな李白も小さい頃は勉強が嫌いだったようで、ある日、学問をサボって外を歩いていると、1人の不思議な老婆に出会います。その老婆、何が不思議かというと、太い鉄の棒を一生懸命磨いているのです。

 好奇心旺盛な李白は老婆に何をしているのかをたずねると、なんとその老婆は太い鉄の棒を磨いて細い鍼を作るという、気の遠くなるような作業をしていたのでした。

李白はその出来事で次の事を悟ります。

「小さな努力でもコツコツ続けていけば物事は成就する」

 成鍼堂の名前はこの中国故事「磨杵成鍼(鉄杵を磨く)」から取らせていただきました。

 成鍼堂の名前には常に技術の向上への努力を怠らず、進歩していきたいという気持ちが込められています。