成鍼堂では、皆様がご心配なく施術を受けられるよう、以下の体制で施術所の消毒・衛生管理をしております。
シーツを毎回交換し、使い捨てカバー・シートを使用
シーツ
シーツを1回の施術ごとに交換。
枕カバー
使い捨ての枕カバーを1回の施術ごとに交換。
ベッドシート
ベッド上端から37cmの範囲を使い捨てのシートで覆い、1回の施術ごとに交換。
カバー・シートの素材について
カバーやシートの素材が、紙や不識布の場合、ウィルス等がシートを貫通してしまう恐れがあります。成鍼堂では、これを防ぐため、裏面がラップのような素材でラミネート防水加工された、通気性のないものを使用しております。
環境消毒について
環境消毒とは、ドアノブ等の人の手で触れる可能性のあるものを消毒することです。
成鍼堂では、ドアノブ、筆記具、カード決済端末など、直接お手を触れる場所や物に関しては、接触後毎回消毒した上で、1日3回の定期的な全体の環境消毒を行っております。
換気について
施術室の換気については、国家資格を保有する者が開設する施術所の場合、以下のように規定されております。
施術室は、室面積の七分の一以上に相当する部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りでない。
(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律施行規則、第二十四条三項)
このように、当院に限らず、有資格者の開設する施術所においては、換気は必ず行われております。また、施術室の広さなども規定されており、閉鎖された密閉空間にならないように配慮されております。
なお、当院では1回の施術毎に窓の開放による空気の入れ換えを行い、換気装置も常時稼働させております。
施術はお一人ずつ行い、人の密集はございません
当院では、複数の方を複数台のベッドへ寝かせ、同時に施術するスタイルを取っておりません。施術はお一人ずつ行い、完全予約制のため、院内に人が密集することはございません。
施術者の手指衛生・マスクの着用
施術直前に石鹸で手を洗い、その後エタノールで消毒しております。
また、新型コロナウィルス感染症など、飛沫感染の可能性のある感染症の流行期間中はマスクを着用させていただいております。
鍼の衛生管理
成鍼堂では全て使い捨ての鍼を使用し、鍼は施術直前に開封しております。
鍼灸院は「社会生活を維持する上で必要な施設」に分類されております
鍼灸院は「社会生活を維持する上で必要な施設」の中の、医療施設に分類され、休止要請の対象外となっております※1。緊急事態宣言期間中も、適切な感染防止対策を行った上で、原則として通常どおり施術受付いたします。
※1但し、厚生労働大臣が発行する国家資格保有の者が開設した施設に限る。
国家資格について
先にご紹介した換気設備のように、国家資格保有の者が施術所を開設する場合、必要な設備を整えなければ保健所からの開設許可はおりません。また、鍼灸師の国家試験では、衛生学や病理学は必須科目にもなっており、養成校においても実技訓練中に施術時の消毒について厳しい教育が行われています。衛生面に関しても、どうぞご心配なく施術をお受けください。
更新日:2020/05/18(改訂第6版)