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顔面神経麻痺の原因と、リハビリ中の注意点

宮下宗三著者:宮下宗三

 更新日:2023.12.26

顔面神経麻痺は中枢性のものと末梢性のものに大きく分けられます。中枢性のものは脳腫瘍などの脳の障害によるもので、それ以外のものが末梢生のもので、ベル麻痺とも呼ばれます。

末梢生の顔面神経麻痺の原因は、いまだはっきりとしておらず、浮腫やウィルスによる神経の障害などが考えられているようです。夜に扇風機を顔へ風向きを固定してかけて寝たら、朝に顔が麻痺していたという例もあり、冷えや風に曝されるというのも間接的な原因となるようです。

また、ストレスも間接的な顔面神経麻痺の原因となると考えられており、心当たりのある方も多いのではないかと思います。

それでは、以下に原因から考える、顔面神経麻痺のリハビリ中に気をつけたいことをご紹介いたします。

冷えは顔面神経麻痺の原因となることもあるので、リハビリ中も避けるべき

東洋医学的には、冷たい風にあたることが顔面神経麻痺の原因のひとつと考えられており、発症後においても、エアコンや送風機からの風には直接あたらないようにしましょう。

冬場は首周りを冷やさないように、マフラーをする習慣のない方はマフラーをすることをおすすめします。

また、多忙な方の場合、冬場でもお風呂をシャワーだけで済ませることがあると思いますが、できるだけ浴槽に入ることをお勧めしています。

顔面神経麻痺の原因と考えられるストレスを軽減する

ストレスには身体的なストレスと精神的なストレスがあります。どちらも自由にコントロールするのが難しいところが悩ましいですが、できるだけ発症後は軽減したいものです。

身体的なストレス対策

まず、身体的なストレスですが、顔面神経麻痺になる方は、残業が続いていたり、いつもよりも密度の濃い仕事を要求されていたりと、体を酷使しなければならない状態が続いている傾向にあります。多忙になると自然と睡眠時間が減ったり、脳が休まらないまま就寝するので、寝付きが悪くなったり、深夜や早朝に目が覚めたりしてしまうことも多くなり、疲労が蓄積しやすくなります。

身体的な疲労をとるには休養・睡眠が重要になります。休暇を取ったり、仕事の量をコントロールできない場合は、帰宅後にはできるだけ早く眠るようにし、睡眠を普段よりも多めにとるように心がけるとよいでしょう。多忙な方は睡眠時間が3-5時間ということが多いようなので、できれば7時間前後は眠りたいものです。

精神的なストレス対策

精神的なストレスは、ストレスの原因や種類によっては自己解決ができない場合が多く、顔面神経麻痺の原因としてはかなりやっかいなものになります。精神的なストレスの場合は、そのストレスそのものが解決するまで、対症療法的に自分に合ったリラックスする方法をみつけ、続けていくしかありません。

リラックス法は色々あると思いますが、おすすめの手軽なものとしては、呼吸法があります。

呼吸法のやり方ですが、姿勢は座っても寝てもどちらでもよく、何も考えずに呼吸することにひたすら集中します。そして、息を鼻から深く吸い込んだら口から細く長くゆっくりと時間をかけて吐き出します。呼気は副交感神経と関係しており、息を長くゆっくり吐くことで、リラックスすることができます。

時間は5分から10分程度行ってください。携帯電話やスマートデバイスなどの普及により、情報に常にふれることが可能になってから、1日の中で何もしない時間そのものがなくなってきているという方は大変多いと思います。この呼吸法を通じて、1日の中のたった10分程度でもよいので、何もしないという事を意識して取り入れてみてください。