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家庭でできるお灸のすえ方(台座灸篇)

台座型ワンタッチ灸の使い方

 家庭の東洋医学の基本中の基本である、台座型ワンタッチ灸の使い方をご説明いたします。やり方はいたって簡単なので、是非マスターしてください。

注意事項

・点火時や、火のついたお灸を持つときは、くれぐれも指を火傷させないように気をつけましょう。

・熱さを感じた時点で効果はありますので、お灸が熱くなったら我慢せずに取り除きましょう。このお灸は基本的に熱が弱いので火傷をしづらいですが、まれに水疱をつくることがあります。

・使い終わったお灸は、必ず水の入った灰皿へ入れ、消火を完全に確認してから捨てましょう。

・お灸をした後、まれに体がだるくなったり、熱っぽくななることがあります。これは「灸あたり」という反応で、時間が経てば自然に治まっていきます。

お灸の入手法

 台座付きの簡単なワンタッチタイプのお灸が薬局等で市販されています。これら市販のお灸は熱の強さが何段階に分けられていますが、お灸は熱ければ熱いほど効くわけではありません。

 熱の強いタイプは我慢してすえると火傷になることがございますので、熱の最も弱いタイプのものを使うことをおすすめします。

お灸のやり方

用意するもの

・灰皿(水を入れておく)

・ライター

・ロウソク

・ロウソク立て

・お灸

・タオル

お灸の準備

まずは準備

手順1

 ・皮膚が汗で湿っている場合は、お灸の前にタオルでよく拭きます。

   (湿った状態でお灸をすると、火傷ができやすくなります)

 ・ロウソクに火をつけます。

 ・お灸のシールをはがして、ひとさし指の先に貼り付けます。

人差し指に貼り付けます

シールをはがして指先に貼り付けます

・ロウソクの火でひとさし指に貼り付けたお灸の先端に火を付けます。

尖端に火をつけます

尖端に軽く火をつけます

手順2

・お灸の台座部分を持ってツボの上にのせます。

のせます

軽く乗せる程度でくっつきます

手順3

・熱くなるまでそのままにしておきます。お灸の火は台座の部分に達すると自然に消えますのでご安心を。

お灸中

温かくて心地よいです

手順4

 ・熱くなったら台座の部分を持ってお灸を取り除きます。

 ・そのまま灰皿へ

灰皿へ

火の始末はしっかりと

お灸だけの治療をご希望の方

鍼灸や漢方にご興味のあるけれども、鍼が怖くて治療に踏み切れない方々のために、当院ではお灸だけの治療も行なっています。

成鍼堂お灸部紹介

皆さまのご家庭でのお灸ケアをサポートするために、成鍼堂お灸部を創部いたしました。部活動といっても、練習や試合などはなく、ただ自宅でお灸をする皆さまの活動を応援しております。